ニュアンスブックで参考にしている文献を3点ご紹介します。

ニュアンスブックを執筆する際、1番精読しているのは英英辞典です。英語学習において英英辞典は1冊は持っておいた方が良いでしょう。1冊で生涯使えます。言語は時代や地域、話し手の育ちや環境で様々な解釈がされますが、辞典に書かれている内容は世界基準で標準化されている情報であることは間違いありません。言葉を調べる際にはまず最初に辞典を読むのが最速かつ最良の方法のひとつです。

オックスフォード辞典は、数ある英英辞典の中の王道中の王道であり、100年近く改訂を繰り返している歴史ある辞典です。値段はやや高いですが、書籍内に付属のプレミアムアクセスコードからスマホやタブレット、PCでアプリをダウンロードして使うことも可能です。

因みにオックスフォード辞典誕生秘話は「博士と狂人」というタイトルで書籍化、映画化もされています。気になる方はチェックしてみてください。

オックスフォードの他にはロングマン英英辞典もおすすめです。こちらはオックスフォードよりも簡易な英語で説明されており読みやすいです。

英語の類義語を集めた辞典です。

特徴は単語の違いの説明に、それぞれイラストを載せて視覚的に理解できるようにしている点です。 絵やイラストなどの視覚情報は、文字情報と比較して脳へのインプット処理が数万倍早く、かつ圧倒的に記憶に残りやすいといわれています。文字だけで単語を覚えるよりも絵やイラストなどの視覚情報を組み合わせることで学習効果を大幅に上げてくれます。興味ある方は購入を検討してみてください。

語源を知れば、見たことない単語でも意味が推測でき、語彙がケタ違いに増えると記載している本書。

当サイトでも語源の紹介をしたりしますが、それは語源はその単語のコア部分の情報であり、かつ知らない単語を推測する力を養えるからです。 書籍内の例を挙げると同じ「調べる」を意味する下記の2つの単語ですがニュアンスは異なります。

このように語源を知ることで単語の意味や違いを推測することが可能になることを本書では謳っています。また、こちらも全てイラストで説明されており視覚情報でのインプットが可能です。

以上です、皆様のご参考になりましたら幸いです。